アラフォー未経験からWEBエンジニアに転職する為に考えて行ったこと〜その2

こんにちは。たかぴーです。

現在はエンジニア婚活をサポートする結婚相談所LASCONの運営をしてます。

lascon.net

私は36歳で文系営業から未経験でエンジニアに転職することに成功しました。

 前回記事の簡単なまとめは以下です。

アラフォー営業マンがエンジニアを目指す
プログラミングスクールに通うために、正社員を辞める
大阪にいる病気治療中の母親から全力で反対される
大阪から東京に引っ越す
プログラミングスクールを卒業するも面談受けられない
なんとか1件きた面談でまさかの営業スカウトを受ける
エンジニア転職を諦めて営業として転職をする

前回記事は以下です。
https://takapi-engineer.hatenablog.com/entry/2019/05/03/190558

私はエンジニアになることを諦めました。

そして営業職となり、

どのようにもう一度エンジニアを目指して

エンジニア転職を成功させたのか。

以下に記載しています。

エンジニア諦め営業として働いて何してた??
社長の熱意に負け、エンジニアを諦め、営業として転職をする決意をした背景として、転職先の企業が、システム開発の事業も行っている会社だったのです。

 

少なくともプログラミングは多少かじった訳で、それを生かして営業として開発に関わっていきたいと考えました。

 

営業として展開をするものとしては、オフショア開発の提案でした。

 

グループ会社として、ベトナムに開発拠点があったため、ベトナム人のエンジニアを多数雇用しており、日本で開発の仕事を請け負い、開発はベトナムで行うことによって、日本で開発するよりもはるかにコストを抑えてシステム開発をすることができるというのが、オフショア開発をするメリットの1つです。

 

当時は貴重な経験をたくさんしました。

 

社内はベトナム人も在籍しており、とても刺激を受けました。

日本語、英語は堪能で、システム開発の勉強も積極的にしており、ベトナム国内のレベルの高い大学を卒業しているエンジニアは真面目で とても優秀でした。

今後エンジニアはこのような国外の優秀な層とも仕事を奪い合う可能性が高いので、自己研鑽は怠れないと感じました。

 

システム開発提案営業として、貴重な経験だと感じたのは、優秀なフリーランスエンジニアと一緒に仕事ができたことです。

その方が、知識、経験共に長けているのは当然ですが、エンジニアとしてフリーで長く活動出来る人というのは、営業力が備わっています。

 

コミュニケーションのレベル、技術面の知識ともにレベルが高く、

これまで積み上げてきた実績により、顧客の信頼を勝ち取っているために、

 

上場企業レベルの会社であっても電話一本で役員とアポイントが取れて、商談の機会を得ていました。

 

フリーランスエンジニアとして生きていく場合、この顧客の信頼をどれだけ獲得できるかが勝負となるはずで、私もこの点をとても意識して仕事に臨んでます。

 

ビジネスで大切なのは信頼を獲得することで、信頼の獲得は自分自身の人間性と仕事の結果によって得られる。

 

はい、話が逸れてしまいました。

 

で、結局その会社でどうなったの??
2ヶ月で退職しましたーー!!!笑

 

はい。ソッコーやめました。ごめんなさい。本当。俺、クズでーーす。 

 

ごめいわくをおかけしたこと、謹んでお詫び申し上げます。

 

なんで辞めたの??
理由としては、

システム開発の業界と以前経験した業界の営業のやり方があまりに違いすぎて、営業として成果を出すには短期間では難しいと判断しました。

 

提案金額が1000万以上のシステム開発においては過去の取引や企業の信頼が契約する上で重視される傾向があり、私のスタイルとしては、長期的リレーションを獲得するスタイルより、どちらかといえば、営業トークと提案内容を磨いて、即決で契約を取るスタイルだったので(もちろん契約金額は大きくない)、こりゃギャップを埋めるのに時間がかかるなと感じました。

 

その上で、会社からは即戦力として、短期で結果を求められる訳であって、このギャップはかなり精神的にも自分を追い詰めていました。

 

なるほど、営業は業界が変われば、このようにとても難しいんだなと改めて、感じました。

 

その点、エンジニアのスキルは、会社の枠を超えて通用する蓄積スキルが多いので、改めてエンジニアという仕事の良さを感じました。(もちろん技術的な違い、環境の違いに対応する苦労は当然ありますが)

 

当時働いていた会社では、私は在籍していたプログラミングスクール経由の採用だったので、紹介料がかかることを社長から教えてもらいました。

 

簡単にいうと1ヶ月で辞めた場合、2ヶ月で辞めた場合、半年以内に辞めた場合、早ければ早いほど紹介料の返金額が多い、つまり、ミスマッチだったら早く辞めた方が、その採用した会社のためになるということです。 

 

この仕組みをすでに理解していたので、長居せずに即退職を決意したというのもあります。

 

ただ、やっぱりエンジニアになりたい気持ちは働きながらも消えていませんでした。

そういう中で、営業に対するモチベーションを維持し日々取り組むことはとても難しかったです。

 

結論、退職をしました。

 

それからどうしたの??
途方にくれました。

エンジニアにはなれない。営業も続かない。

もう、ダメですよね。もうすぐ36歳になるのに、、、。

 

これからどうするか、将来含めて考え抜いて、また営業するかどうするか考えて悩んで出た結論として、

 

やっぱりもう一度、エンジニアを目指したい!!!

 

これでした。

 

自分の心の声に逆らってはいけないんだと思います。

逆らった結果、すぐに仕事を辞めることになりました。

 

心の声に逆らうと、本来出るはずの自分の力が出ません。

やりたくないとか、本当はこうなるはずじゃなかったとか。

 

進むべき道は、自分自身の心の声に従って、進みましょう。

自分の人生は、自分以外誰も責任を持ってくれません。

全ての道は心の声に従い決める!!ということです。

 

エンジニアになるための第2の戦いがこれから始まります。

 

で、どうやってエンジニアになるの??
どうするも、こうするも、勉強するしかないっしょ!ということで、再度別のプログラミングスクールに申し込みました。

ポテパンです。 

当時は割と実践的なRailsの学習が出来るスクールでした。

 

基本的には自学自習で、コードレビューが中心のスタイルだったので、プルリクエストを提出し、レビューをいただき、それを修正して、再提出しといった流れです。

 

スクールの学習期限としては、3ヶ月でした。

もう貯金もあまりないというか、生活面でも結構節約生活が続いていて、精神的にも辛かったです。実家暮らしが羨ましい。誰も助けてくれない。

飲みたい。デートしたい。遊びたい。ですね笑

 

しかしながら、再度自分に鞭をうち、プログラミング学習に没頭しました。

 

そんな生活で1ヶ月過ぎた時に、私はもう、我慢の限界に達しました。

 

もう、こんな生活嫌だ。

3ヶ月も続けたくない。

 

と。

 

限界に達したときにどうなったの??
もうスクールを卒業して、就職斡旋を待てないと判断し、片っぱしから、求人サイトをチェックして、未経験OKと書かれている会社に応募しました。

 

それこそ100社くらいあったかと思います。

 

どうせ未経験なんて、返信なんてないだろうと思ってました。

 

ところが、、、ですよ!!!

 

面談のオファーが届きました!!

 

はい。システム開発をしている(らしい)会社から、面接のオファーがぼちぼち届いたんです。

 

ついに、面接の機会を得て、意気揚々と面接の場に赴きました。

 

そこでは、この業界の闇を知ることとなります。。

 

面談で言われたこととは??
営業で培ったコミュニケーション力を生かし、全力で受かるために熱意のこもったトークをしたと思います。

 

すごくたかぴーさんいいですね。それだけの覚悟と熱意があれば、年齢は関係なくエンジニアになれますよ。

 

と。

 

とても好印象です。

 

で、具体的に業務内容とか、研修の内容を教えていただけますか??

 

はい。

基本的に弊社は、客先にエンジニアを常駐させる、いわゆるSES事業を行なっております。

しかしながら、未経験の方は、まず弊社の研修を行なってから、その後、現場に派遣をいたします。

 

研修時間は合計300時間程度ございます。プログラミング言語JAVAを学習していただきます。採用になった場合、この研修は必須です。

ただ、基本的に、研修は業務を行なった後の時間に自主的に行なっていただきます。

 

え??業務を行なった後とは??

 

はい。研修中は電話応対業務であったり、アンテナを設置するような作業を行なってもらって、それが終わってから帰社していただき、学習を進めていただきます。

また、土曜日は会社を解放しています。みんな集まって学習をしていますよ!!

 

なるほどーー。つまり研修は業務ではない。ということなんだな。

でも、それでも、エンジニアになりたい!!

 

わかりました!!とその場を離れました。

後日面接の結果がくるとのことでした。

 

で、結果はどうだったの??
はい!!

 

合格でしたーー!!

 

ありがとうございます。

で、具体的な金額面の交渉となりました。

 

しかし、月給なのですが、

 

なんと月額14万、、、。

 

この金額がまともかどうか、個々の感想が分かれると思います。

 

ただ、東京の一人暮らしでは、きつい。

手取り12万で家賃払って、交通費出したら、残り、4万円。

そこから携帯払って、生活費用は3万ないかな。

貯金も底を尽きかけていて、この条件で数ヶ月とか持つのかなという感想。

 

悩んだ結果、ここはお断りしました。

 

多分ここで働いてもまともにエンジニアになれず、アンテナを設置し続けて安月給で、こき使われる、奴隷になってしまうから。

 

で、その後どうなった??
はい。なんとか面談がぼちぼち続きまして、他の企業からの採用をいただきました

 

条件としては、研修3ヶ月で月給16万

研修後は月給24万円

 

ここが良かったのは、研修中は完全に研修のみに集中できる。ということでした。

アンテナ設置などはなく、研修のみで給料をいただけるという、とても私にとっては好条件でした。

 

学習する言語は、VB.netC#などを中心に行うとのことで、

これで、晴れてエンジニアの仲間入りが出来ましたが、Rubyとは縁がなくなるようで、多少さみしい気持ちになりましたが、まずはエンジニアになることが最優先なので、いわゆるWEB系は諦めました。

 

でも、C#はモダンでいい言語ですよね。と気持ちを立て直しその会社で働くこととなりました。

 

この経験を経て、気づいたことがあります。

 

プログラミングスクール経由での採用というのは、私のような30代しかも後半になってくると難しいということです。

 

私が学習していた当時は2016年から2017年にかけてですが、当時はプログラミングスクールも転職コースは年齢制限が特になく、私でも入学出来ました。

 

しかし、現在では、ほとんどのスクールは、転職コースは30歳までという年齢制限を設けています。

 

それだけ、30代未経験の転職は採用されにくいとも言えます。

 

が、しかし、出来ないことはないです。

 

まずは、スクール依存の考えはやめましょう!!

 

スクールもビジネスです。スクール経由での採用は企業が紹介料を払う仕組みのケースがあります。(全てではないので、確認してくださいね)

 

その場合なんですが、あなたを採用した場合、場合によっては、100万近い金額を企業が支払う訳です。(金額は私の個人的想定なので、ケースバイケースです。)

 

採用コストというのは、できるだけ抑えたい、支払うなら、それなりの若い成長が見込める、

 

つまり、企業にとって採用リスクの低い人材を獲得する訳です。

 

その場合、やはり年齢というところで、若い20代が選ばれる確率は上がってしまいます。

 

でも、諦めないでください!!!

 

企業は未だ人を求めています。

すでに経験者採用は頭打ちなんです。

優秀なエンジニアはそれなりの有名企業で働くし、給料も高い。

とてもベンチャーや中小企業では払えませんし採用は厳しいです。

 

だから、たとえ未経験でも成長が見込める人材なら採用の扉は開かれています。

 

採用媒体はできるだけ、企業にとって費用のかからない月額制の媒体や、ホームページであったり、ツイッターのようなSNSを経由し応募してください。

 

たったそれだけでも、面談にこぎつける確率は変わってくるでしょう!!

 

また、技術面の勉強も大事ですが、面談の対策を怠らないでください。

 

そもそも、未経験に対して、企業の採用担当は技術面の高さを求めていないと思います。

 

求める人材は、成長が見込めるような素直な人間性と高い学習意欲、そして今までやってきた学習の結果の三拍子が揃っている人が期待できる人材として、採用となります。

 

面談の受け答えも事前に準備しましょう。

 

とまあ、ざっとですが、こんな流れでエンジニアとしてのスタートを切りました。

 

が、、、

 

まだまだ終わりません。

 

次回は、レガシーエンジニアから実務半年で、いかにしてWEBアプリケーションエンジニアに転身したかを書きたいと思います!

 

記事はこちらに書きました!

 

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