36歳業務系エンジニアが実務経験半年で、WEB系エンジニアになりました。
自己紹介
こんにちは。たかぴーです。
https://twitter.com/lascon_com
現在はエンジニア婚活をサポートする結婚相談所LASCONを運営しています。
私は36歳で文系営業マンから未経験でエンジニアに転職することに成功しました。
前回までの記事は以下です。
takapi-engineer.hatenablog.com
その2はこちら
https://note.mu/takapi_engineer/n/n3066841a4345
ついにエンジニアとして働き出したよ
とにかく本当に苦労して、なんとかエンジニアとして採用をいただき、キャリアをスタートすることが出来ました。
まずは研修を受けさせていただけるとのことで、以下が研修時に受けたカリキュラムです。
ざっくりですが、上記のようなものです。
研修は3ヶ月程度あり、時間的にも十分いただけて、この点は感謝しております。
また、同期の人たちもいて、励ましあいながら学習を行えたのもよかったです。
ついに初現場デビュー
研修を終えて、ついに実務に参画することになりました。
私が参画することになった実務は、
医療カルテを作成している会社での保守案件でした。
医療カルテシステムとしてはかなり大規模なもので、全国の多くの病院にも導入されているようなシステムということで、とても勉強になりました。
以下現場に入る前に最低限知っておけばよかったなと思った事柄です。
・Windowsキーを使ったパソコン操作のショートカット
・Subversionによるバージョン管理方法
・VMwareを使った環境構築
・さくらエディタの使い方 grep方法
ですね。
まあ、古い環境ですよね笑
git使ってよ。。
今、プログラミングを学習している方々は当たり前にgit は使うでしょうし、大半の方が、Macを使って学習しているのではないかと思います。(予想ですが、、)
しかし、現実の実務では、Macを使っている会社ばかりではなく、Windowsを使っている会社が多いです。
こういった開発環境の違いに対応できるまでは、かなり苦労します。
最新の環境の職場で働きましょう。
、、といった正論を言っていても仕方ありません。
このブログを読んでいただいている方は、もしかしたら30代以上でエンジニア目指している方も多いのではないかと思います。
転職先も案件も、自由に選んでいる余裕はないかも知れません。
エンジニアになってからの所感ですが、
この業界が人手不足であるというのは事実であり、大抵の会社では満足にエンジニアを採用出来ていません。
とはいえ企業はあくまで、業務経験者のエンジニアを採用したいのであって、未経験ではありません。
だからこそ、まずは、実務経験者という名札を獲得することが最優先となります。
私はプログラミングを学習した時から、WEB業界に興味があって、その業界で開発が出来ればいいなと思っていました。
しかし、エンジニアとして採用になった会社は、WEB業界へのコネクションがない会社だったので、希望は叶いませんでした。
ただ、私はこの会社で働くと決まった時点で、WEB業界で働くことは出来ないと知っていましたので、予想外の事態ではなく、想定通りでしたし、またエンジニアの実務経験という名札の効果が高いことも予想出来ていたので、希望が叶わなかったからといって落胆したりは一切ありませんでした。
で、実務経験ついてからどうしたの??
自社開発の会社を調べたり、SESでもWEB業界の仕事を獲得している会社を調べ出しました。
ただ、Rails経験3年とかPHPとかLANP環境での経験3年とか、
当たり前ですが、プログラミング経験であればなんでも良いわけではないです。
しかし、実際に応募してみると、未経験時代とは打って変わって、
速攻で面接になりました。
実務経験半年というまだまだ駆け出しレベルのエンジニアでも、このように売り手市場の職種というのは、強いです。
また、使っている言語やフレームワークが違ったとしても、プログラミングの基礎的な部分は共通しているので、
技術は後からでもキャッチアップしてくれたら良い。
と大半の採用担当者は考えています。
大切なのは、その基礎をしっかり身につけているのかどうかで、面談での質問なども簡単な質問ですが、基礎力があるのかを確認する質問が多かったです。
こういった面談の質問事項や、それに対しどう答えるべきかは、今後、別途まとめたいと思います。
こうなれば、簡単で、希望の技術の仕事が出来るのかどうか面談でしっかり確認していけばいいだけですね。
で、転職先はどういうところ??
SESをしている会社です。
これは自分の働き方というか考え方なので、おすすめするわけではないのですが、
私は、そもそも社内での出世に興味がありません。
自分の給料を伸ばすには、自社開発の正社員であれば、社内の評価を獲得しなければ、なりません。
大概、給料を伸ばすには、数ヶ月から、年単位での評価タイミングを待たなければ、なりません。
また、その社内評価を獲得するには、実績はともかく、人間関係、根回しなど、面倒な工程がくっついて回るケースもあります。
それを経ても、日系企業なんて、給料を雀の涙しかあげてくれないケースが多いのではないでしょうか??
全てではないですが、会社組織の仕組みに入ると、給与アップも遅いですし、
何より、疲れます。
といった理由で、自分から報酬提案が可能なSES会社を選んで、そこで働くことにしました。
結論としては、正解でした。
1年で給与は2倍程度は増えましたし、何より希望のWEB開発案件に携わることが出来ました。
で、Rails案件はどうやって獲得したの??
実務経験としては、C#だったので、案件希望としてはRails案件を希望していたのですが、現実として紹介される仕事は、C#やVBの案件ばかりでした。
1ヶ月の期間内で、巡ってきたRails案件の面談はたった1回だけでした。
それをしっかり決めてRailsエンジニアになりました。
採用理由として分析すると以下でした。
・キャリア構成がチャレンジングでとても面白そうな人間と感じさせた
営業からエンジニアに転身していたり、営業時代のやってきたことも評価してもらえました。
常に攻め続ける姿勢、環境が変わってもすぐに対応して成果を出していること
過去の自分の経歴をどう伝えるか。伝え方次第で、直接は関係のないキャリアでも、プラスに感じさせることができる。
スキルと同時に人間性を確認されています。自分を伝える努力を怠らないでください。
・質問に対する返答がしっかりしている
質問に対して、ズレた回答していないか
話し方はわかりやすく要点をまとめ、論理的に伝えているか
なぜその案件をやりたいと思うのか
わからない技術に対してどうフォローアップしていくつもりか
など。
事前にしっかり考えて臨みましょう。
・情熱
とても大切
やる気を感じさせる。熱意を伝える。
気持ちがこもった話は伝わる。
・プログラミングスクールでRailsを学習していた
やっとスクールの経験が活かせました。
一通りの流れが理解できていることは、安心感を与えられました。
・MVCの役割の違いを説明する
・作ったことのあるアプリの機能の説明。
・実装で気をつけていること。
・テスト仕様書作成で意識していること。
など。
先方からは、未経験でも、成長する期待感がもてた。Railsの経験をさせてあげたいと思ったと、業務に参加してから言われました。とても感謝しています。
まとめ
どのように働きたいか、どういった技術の環境で働きたいかについて、個々、様々考えているかと思いますが、すぐに全てが叶うなんて考えない方がいいです。
ステップバイステップで考えていれば、転職というのはその間の方法の一つでしかありませんし、順番にクリアしていくことで、大抵の希望は叶います。
だから、今は望んだ環境ではないとしても、
決して落胆しないでください。
大切なのは、そこにたどり着く為に、どういった行動が必要なのか考え、
実際に行動すること。
です。
転職することを重く考えすぎると、それに縛られて、動けなくなります。
実際にそうなっている人を数多く私は知っています。
また、失敗したら怖いとか、そういったリスクも考えてしまうと思います。
ただ、それほどまでに今の環境や報酬を失いたくないのであれば、転職しなければいいのです。笑
悩んだ時点で自分自身はどうしたいのか、答えは決まっていますよね。
勇気を出して、一歩前に進むことで、自分の人生は変わっていくのです。
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