アラフォー未経験からWEBエンジニアに転職する為に考えて行ったこと〜その1
アラフォー未経験からエンジニアを目指す営業マン
簡単に自己紹介させていただきます。
たかぴーと申します。
https://twitter.com/lascon_com
現在エンジニアやクリエイターの婚活をサポートする結婚相談所LASCONを運営しています。
私は36歳で文系出身で営業マンからエンジニアへと転職に成功しました。
世間一般では35歳を超えて未経験での他業種への転職は厳しいのではないか。
と言われる中でチャレンジしまして、とても苦労はしたのですが、なんとかエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることができました。
今では、開発エンジニアとして、コーディングをしたり、またエンジニア転職を目指す方々に向けて、情報発信を行ったり、とても充実した生活を送っています。
このブログを書く目的としては、
これから同じように35歳を超えてエンジニア転職を考えていたり、年齢関係なく実際にチャレンジしている方の参考になればと思い書いています。
体感として35歳以降では、すんなりと目的達成とはならないケースが多いのではないかと思いましたし、実際に苦労されている方も多いのではないか、
また、難しそうでチャレンジできずにいる方もいるのではと思いまして、
自分なりにそれをどう考えて突破したか体験を元に発信いたします。
エンジニアを目指した時のスペックは??
簡単にお伝えすると
- 約3年のパチンコ店員経験
- 約9年間の営業経験
- 転職回数が5回
です。
いずれも正社員でした。
なぜエンジニアを目指したのか??
リモートワーク、フリーランスなど、営業では叶わないような自由な働き方ができるエンジニアに興味を持ちました。
また、プログラミングスキルは特定の会社のみでしか活かせないものではなく、
企業の枠を超えたどこでも通用するスキルではないかと考え、
どうせなんの仕事をしても勉強して行くなら、
このような企業を超えてどこでも通用するスキルを時間をかけて高めて行きたいと思いました。
このなぜエンジニアになろうと思ったのかは、今後何度も飽きるくらい人に質問されることなので、自分なりにまとめてすぐに話せるようにしておくと良いです。
面談ではほぼ聞かれます。
理由が幼稚だったり、いまいちわけわからなかったりすると採用への道のりが遠ざかります。
ちなみに私は上記をいうかどうかは相手を見て決めます。
本音なんて面談でいう必要がないので、相手がなるほど!と納得すればそれが正解なのです。
私は、効果のないことはしないし言わないがモットーです笑
複数パターンは用意して面談に臨みましょう。
エンジニアになる為にまず何をした??
まずはプログラミングスクールに通いました。
プログラミングは独学で勉強が出来るのか出来ないのか問題はよく耳にします。
結論どちらでも出来るのですが、
そもそも働きながらで、時間が限られていて、周りに教えてくれる人がいない状況であれば、お金を払って教えてもらったほうがいいと思います。
早く効率よく学んでエンジニアになるべきです。
なぜなら、私たち30代、しかも中盤、後半の人間には1日足りとも時間を無駄に出来ないですよね?
遅ければ遅いほど、不利になります。事実時間との戦いです。
情報を速やかに集めて、自分なりに投資する価値のあるスクールを見つけて通ってください。
2つめは、エンジニアを目指すと周りに話しました。
エンジニアになる為に学習時間をどうしても作る必要があって、当時の働き方は、終電帰りは当たり前の生活をしていました。
エンジニアになる為に障害となっていたのは、
- 勉強する時間が取れない。
- スクールに通う時間が合わない。
- スクールが東京な為、大阪から引っ越す必要がある。
これらを解決するには、言うしかない!となりました。
言ってみてどうだったかというと、
意外にも周りの人たちは、応援してくれるスタンスで、時短勤務を認めてくれて、
東京への転勤を許可してくれました。
また正社員の管理職は辞退することになり、契約社員として働くことにしたのですが、
管理職時代の給与を時間給にしてくれたので、とても助かりました。
言ってみるものですね。陰口など叩かれるかと心配したのですが、この点はとても周りの方々に感謝しています。
まあ、言っても無駄な性格なのは知っていると思うし、
辞めたいというのを引き止める口実だったのかもしれませんが、
何はともあれ、これでスクールに通いエンジニアを目指す基盤が出来ました。
しかしながら、一つだけとても心配なことがあり、それを解決しなければなりませんでした。
母親との話あい
私は母子家庭で兄弟もなかったため、母親が病気治療のため、
北海道から大阪に移り住んでいる状態でした。
私が近くにいた方が何かあった時にとのことで、大阪に来ることを許可していたのですが、私が自ら大阪を離れるということはとても話をしずらい状態でした。
いわゆる家族問題というやつですね。
とりあえず、食事に誘って、東京に引っ越すと告げました。
病気治療に関しては落ち着いていて、なんなら完治したのでは、これからしばらく経過を見ようという状態だったので、大丈夫かなと思いましたが、
泣かれ、見捨てるのか言われ散々でした。
心が痛いのは事実ありました。。
しかしながら、私の人生は私のものであって、決して親であっても私を縛ることは出来ません。必ず結果出すと告げて、東京に向かいました。
何か変えようとした時に、障害となることは人それぞれあるかと思います。
その時に、特に厄介なのが、このような家族問題かと思います。
とにかく全力で引き止めたり、感情的になったりするかもしれません。
ただ、そのような時にも決して強い意思を持ってブレないでください。
結論、時間が経ち関係も修復出来ました。そして、充実した時間を過ごせています。
自分が望む仕事を自分で勝ち取って、収入もしっかりある仕事ができれば、
後には家族も喜んでくれます。、、、、たぶんね。。
まあ、引き止められてやめるぐらいなら初めからやらない方がいいのもありますし。
ここは参考までに。
なにはともあれ、障害は突破し、
もはや後には引けない状態になり、
東京へと向かうのでした。これから絶望が訪れるとも知らずに。
エンジニアになる為の学習
基本的にスクールのカリキュラム通りに頑張っていました。
基本的なRubyの構文を学習し、Ruby on Railsを使って簡単なアプリをテキストに沿って作りました。
途中、テキストから離れて自分で調べ考え、コードを書いてアプリも作りました。
自分で考えてコードを書くととても調べることが増えて、学習になりました。
コードレビューなども行ってくれたので、そこはスクールに感謝しております。
とはいえ、
実務で通用するエンジニアになったのかというのは
NOです!!!!
スクールの広告は最近特に
- 3ヶ月でフリーランスになれる!!
- 未経験から実務レベルのスキルをつけられる!!
など謳っておりますが、
そんな簡単に実務レベルのスキルはつきませんよ!!
素人が3ヶ月の座学で家を一人で作れますか?
冷静に考えていただいて、実務をこなしながら、
成長し、学習し繰り返し、一人前のエンジニアになれます。
どの仕事でも変わらないはずです。
スクールが教えてくれることなんて、初歩レベルのことで最低限知っているべきこと程度なので、それを知っているから、よし採用!!!!
なんてこともほとんどないので、その点を理解していてください。
未経験が技術力で採用を勝ち取る戦いに臨むと、大抵負けますので、自分の強みは何か戦略はよく考えて挑んでください。
スクールを卒業し転職活動開始
仕事をしながら、約半年間もの間、スクールに通い勉強してきました。
とても精神的に疲れて来ていました。
周りを見渡せば、午前中から1日中集中してたった3ヶ月で卒業している。
朝から1日中プログラミングをやっていて羨ましかった。
対して、俺は19時ぐらいから22時ぐらい土日は一日中で、半年。
周りに同期の人もいなくずっと一人きりで、わいわい楽しそうにしている昼間コースの人たちを眺めていました。
だからこそ反骨心をだし絶対諦めないという強い意思を持ってやり抜きました!
そんなこんなでカリキュラムも終わり、ついに転職活動となり俄然燃えました!
当時スクールから職業紹介を受けられて未経験から応募が可能な会社リストを渡され、
興味あるところに応募が出来ました。
結構有名なメガベンチャーがあったり、ワクワクして応募しました。
たぶん初回に応募したのが30社くらいですね。
結果、面談0件。。
全て書類落ちとなってしまい、面談がこなかったのです。
そりゃね。面談がなかったらやりようがないよ。チャンスがないんだもの。
えっとスクールで作ったポートフォリオとgithub提出してるんですよね。
意味ないんでしょうか。
とにかく面談がないとのことで、キャリアカウンセラーとも面談を行いました。
しかし、カウンセラーが何度か変わったり、具体的な解決方法も見つからず、
途方にくれました。
30代中盤以降の方々に告げたい。
面談まじで来ないっすよ!チャンスが少ないです。
戦おうにもリングに上がれなければ、勝利出来ません。
これまで、仕事で気づきあげた役職を捨てて、親にも啖呵を切って大阪から出てきて、
意気揚々と取り組んだ結果が面談なし。
帰ろうにも帰れないし、また1から営業はしたくない。
ってか、諦めるの悔しいんで、諦めますなんて絶対言いたくない!
とにかく、そんなことを考えながら当時は過ごしておりました。
そんなこんなで、紹介される企業が目減りしながら、
とにかく全て応募しつつ、面談を待っていました。
そしたら、ついに企業から面談依頼が来ました!
とても嬉しかったです。
しかも開発職の依頼ということで、気合が入りました!
まさに運命の出会いとなるか!?
唯一のエンジニア面接の結果は、、
合格でした!!!!
ありごとうございます!!
たった一度のチャンスを活かせました。本当に心から関わっていただいた
全ての方々に感謝を伝えたいです。
諦めなくてよかったと!!!
で肝心の、採用となった職種は、、、
営業
はい。エンジニアではなく営業として採用したい。
エンジニア希望で面談に行って営業としての能力をかわれました。
頑張って話せば話すほど、気に入られて、
営業としてとても魅力的ですね!
うちも営業がいなくてほんと困っていて。
是非、営業で入っていただいて、それからエンジニアの勉強も同時にしていただければ
と思います。
となぜか営業のスカウトが始まり口説かれてしまいました。
当時の心境としては、営業として入ってもエンジニアになることが出来ないとわかっていても、エンジニア面談が1件もないので、現実的にもう不可能なのではないかと考えていました。
だから、そんなダメダメな俺をスカウトしてくれていることにとても感謝しました。
本当に悩んだ結果、まずは営業として働くことを決意し、
OKの返事を先方にしました。
これで、晴れてエンジニアにはなれないという人生の失敗を積み上げることになり、私自身も、もう諦めようと思ったわけです。
繰り返しますが、私は現在エンジニアです。
Ruby on RailsやReact.jsなどの実務経験があるいわゆるWEB系エンジニアです。
ここからまだまだ戦いは続きます。
続きは、こちらです。
https://note.mu/takapi_engineer/n/n3066841a4345
ご興味ある方はフォローいただけると幸いです!